多摩区 中野島・登戸 ふじえ眼科

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193.スギ花粉、猛威をふるう

今年のスギ花粉の量は、例年の130%という予報でしたが、2月末の気温の高い日に急激に花粉が飛散し、アレルギー性結膜炎の患者さんが多く来院するようになりました。多くの方が、例年より症状が強いようです。私もくしゃみと涙目で仕事をしています。
3月いっぱいはスギ花粉の飛散が続きそうです。なんとかこの季節を乗り切る工夫、探ってみました。

1)花粉に暴露されない

スギ花粉が鼻の粘膜や結膜に入ると、肥満細胞からセロトニン、ロイコトリエンというアレルギー反応を引き起こす物質が放出され、これが鼻づまり、目の痒みを引き起こします。
予防の一番は、花粉に暴露されないことです。
①マスクと保護メガネ
顔にフィットするマスク、顔と隙間のない保護メガネを着用しましょう。
②飛散の多い時間の外出を避ける
13時から15時、17時から20時頃の二つのピークがあります。なるべくこの時間帯の外出を避けましょう。避けられないときは、マスク、保護メガネを着用します。

2)花粉を室内に持ち込まない

工夫をすることで、室内への花粉の侵入を防げます。
①花粉がつきにくい衣服、家のドアを開ける前にパタパタ
もこもこの服は避け、表面のさらっとした服を着用します。家のドアを開ける前に、髪の毛、服、バック等をはたき、花粉を落としてから入りましょう。
ペットの散歩の後は、濡れタオルで毛を拭いてください。
②洗濯物は部屋干し
屋外に干した洗濯物は、たっぷりと花粉を取り込んでいます。この時期は部屋干しが無難です。

3) 我慢しないで薬をうまく付き合う

今年は「痒くて夜中に目が覚めました」という患者さんも来院しました。できるだけ快適にこの時期を乗り切るために、うまく薬を使いましょう。

鼻づまり、目の痒みを引き起こすヒスタミンを抑える抗ヒスタミン薬の内服が効果があります。最近は眠気のないもの、効果の高いものが開発されています。

点鼻薬の使用:一日1-2回の鼻への噴霧で鼻づまりが楽になります。

点眼薬と軟膏:通常は抗ヒスタミン薬の点眼で効果がありますが、今年の花粉は手強いです。痒みが強い時は、抗ヒスタミン薬に加え、ステロイド点眼を追加するとだいぶ楽になります。ただし、ステロイド点眼は眼圧が上がったり、感染症があるとそれを悪化させる副作用があるので、眼科で処方してもらいましょう。
まぶたの痒みには、弱いステロイドの軟膏が効果があります。今年はまぶたを腫らせた患者さんが多いので、そうした方にはステロイド軟膏を処方しています。


(2026.3.11更新)


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